インプラント埋入手術は日本口腔インプラント学会の専門医の資格を持つ院長、およびインプラント専門歯科衛生士の資格を持つ歯科衛生士がおこないます。
院長および担当歯科衛生士は、日頃から学会や講習会、勉強会に積極的に参加しており、また充分な経験を積んでおります。
手術中は患者様の安全を確保するために、心拍数・血圧・体温などのバイタルサインの管理を徹底しておりますので、安心して治療に望んでいただけます。
院長 安光秀人
日本口腔インプラント学会 インプラント専門医
2013年4月現在、高知県には私を含め3人の専門医がおります。
日本顎咬合学会 咬み合せ認定医・指導医
高知県では唯一の指導医資格の保持者です。
歯科衛生士 山中
日本口腔インプラント学会 インプラント専門歯科衛生士
先輩の片山に続いて資格を取得しましたが、私は県内3番目でした。(2015.3)
資格取得者であることを自覚し、安全なインプラント治療を心がけてまいります。
インプラント手術には大きく別けて1回法と2回法があり、どちらにもメリット・デメリットがあります。
手術方法の選択において優先すべきは患者様の安全とインプラントの長期保存性です。
当院では、患者様の口腔状態を詳細に把握した上で、最も適切なインプラント手術をご提案しております。
当院公式サイトではインプラント埋入手術2回法をご案内しています。
インプラント治療専門サイトでは1回法によるインプラント手術例をご案内します。
顎骨に埋入するインプラント体に合った直径の孔を専用ドリルを使ってあけます。
顎骨は44~47℃の熱に1分間さらされると骨形成(治癒)に悪影響すると言われています。
そのため低速回転でコントロールしながら、細いドリルから太いドリルへと段階を踏みながら慎重に孔をあけていきます。
安全・確実を考慮してインプラント孔の形成には多くの場合、サージガイドを使用します。
インプラント体を手技によって慎重に埋入していきます。
手技で回せなくなったら専用のトルクレンチを使って、目的の深さまで埋入します。
ヒーリングアバットメントを装着して歯肉を養生して埋入手術完了です。
1回法ではインプラント体が歯肉の外に出た状態で顎の骨との結合(オッセオインテグレーション)を待ちます。
インプラントと顎骨の結合を待ちます。
結合するまでの数ヶ月間は状態を診るために数回の検診が必要になります
この間、部分入れ歯などの仮歯を使用するため、食事や会話などの日常生活の不自由はありません。
人工歯を接続するアバットメントを取り付け、
歯肉の形を含めた型取りをします。
仮歯を装着し、咬み合せや装着感・清掃性などを確認し調整します。
問題が無い場合、周囲の歯と同じ色調の人工歯を装着します。
サージガイドはインプラント埋入手術の際に口腔内に装着するマウスピース形状の装置です。
インプラント体の埋入位置・埋入方向を示すガイド孔があり、顎骨へのインプラント埋入孔の形成を正確におこなうことができます。そのため、インプラント埋入時の人為的ミスの防止はもちろんのこと、あらゆる面で質の高いインプラント治療が可能になります。
通常サージガイドは、CT断層撮影によって得られたデータをシュミレーションソフトに取り組み歯科医師がソフト上で設計して製作業者に依頼します。
しかし、当院には日本口腔インプラント学会の認定するインプラント専門歯科技工士が常駐しています。
このことから当院では、多くのケースでインプラント専門医の院長がサージガイドを設計し、インプラント専門歯科技工士が院内で製作しており、歯型模型による咬み合わせ診断など多くの要件を取り入れたサージガイドの製作が可能となっております。
歯科技工士 川田義雄
日本口腔インプラント学会 インプラント専門歯科技工士
当院に勤務して15年目、県内初となる専門歯科技工士の資格を取得しました。
これからも院長と共に、患者様が満足されるインプラント治療の提供に携わってまいります。
インプラントシミュレーションソフトによる診断、および歯型模型による咬み合わせ診断を綿密におこない、インプラント体の埋入本数および埋入位置を決定します。
サージガイドの材料は適合を確認しやすいことから透明のレジン(プラスチック材)を使用します。
サージガイドの製作はインプラント埋入手術の成否にも影響する大事な作業です。
患者様に喜んで頂くために、丁寧に、そして装着時に痛みのないように表面もつるつるに磨き上げます。
良好な咬み合わせまで考慮された精密なサージガイドが完成しました。
歯科医師である院長の設計と歯科技工士の技術力の賜物です。専門の歯科技工士が常駐しているからこそ連携もスムースとなり、質の高い医療の提供に繋がります。